2019年4月23日

4月27,28日 どなたでも参加できる円覚寺の坐禅会


さて、4月27、28日の円覚寺でどなたでもご自由に参加ができる行事の紹介です。

4月27日(土)は、

●13:10~14:20 土曜坐禅会 初心者の部 @居士林

 初心者を対象とした坐禅会です。初めに、呼吸や体に意識を向けるなど

準備体操にあたる瞑想をして、心を落ち着けます。それから、体の動きを止めて

静かに15分間くらいの坐禅をします。最後に5分で質疑応答という流れとなっています。

●14:40~15:40 土曜坐禅会 経験者の部 場所:居士林

20分の坐禅を2回と最後に15分、般若心経、延命十句観音経などのお経を読みます。

(経験者の部では、足の組み方などの説明は、ございません。初めて坐禅をされる方は

なるべく、初心者の部に参加して初歩的なことを体験してくださいますように。)

<土曜坐禅会が行われる居士林堂内>

4月28日(日)は、 

●9:00~11:00 日曜説教坐禅会(円覚寺派布教師和尚による法話と坐禅) @大方丈

 老若男女が集うお説教と坐禅会です。初めての方も多く参加されています。

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ー日曜説教坐禅会が行われる大方丈ー

 皆様のご参加を心よりお待ちしております。

2019年4月23日

親の恩に報いる

今北洪川老師は、十九歳の時に既に大阪の中之島で塾を開いて儒学を教えていました。

そんな時に、『孟子』を読んでいて「浩然の氣」の一章に触れて、孟子は浩然を説くが、

自分は浩然を実践したいと意を決して出家しました。後に天下の名僧と謳われた洪川老師ですが、

はじめは親の期待を裏切って出家したので、親に不孝をしたという思いが強かったのだと思います。

 そこで、円覚寺に今私たちが坐っている坐禅堂を開く時に、『正法眼堂亀鑑』という一文を草して、

修行者達に、親の苦労の恩に報いるには、どうしたら良いのかと問いかけました。

 親にご馳走を食べさせてあげることも、学問を成就して名を挙げることも、或いは読経して菩提を弔うことも、

充分ではないと仰せになっています。では、真に親の恩に報いるにはどうしたらいいのか。

 洪川老師は、ただ真実の仏法を求めて辛く苦しい修行をして、世の宝となるような僧になることひとつだと説かれました。

洪川老師ご自身の親に対する深い思いが現れた言葉だと思います。

 森信三先生は、「眼を閉じてトッサに親の祈り心を察知し得る者、これ天下第一等の人材なり」と仰せになっていますが、

親の恩をしみじみと感じて修行することを忘れてはなりません。洪川老師の文章を読むたびに身にしみて思います。

{横田南嶺老師 入制大攝心提唱より}

2019年4月22日

三井記念美術館 鎌倉禅林の美 円覚寺の至宝展 開催挨拶

 4月20日から日本橋の三井記念美術館にて「円覚寺の至宝展」が開始しました。

詳細はこちらへ「円覚寺の至宝展」

前日のレセプションでの横田南嶺管長による開催挨拶です。展覧会の目的や見どころを

提唱されています。

 【この三井記念美術館のある日本橋から、銀座にかけての広い土地は、もとは江戸前島と呼ばれ、徳川幕府が開かれるまで円覚寺の所領でありました。

徳川家康公が江戸に入る時に、豊臣秀吉公は、家康公に対し、円覚寺の所領に手を付けないように言い渡したのですが、

家康公にすぐに奪われてしまったのでした。

 そんな因縁のある土地で、この度円覚寺の至宝展を開くというのは実に不思議なめぐり合わせでございます。

 家康公に所領を没収されたことやその他の事情もあって、江戸時代に円覚寺は荒廃してゆきました。

もはや、その荒廃も極に達したかに思われた時に、円覚寺を再興されたのが、この度二百年遠諱を迎えます大用国師こと、

誠拙周樗禅師でありました。

 せっかく誠拙禅師が江戸時代の末期に再興されたのですが、明治維新になり、廃仏毀釈も起こって、

円覚寺は更に大きな打撃を受けました。

 そんな中を、単に円覚寺や国内で活躍するのみでなく、広く世界に禅を弘める端緒を開いたのが、

この度百年遠諱を迎えます釈宗演老師でありました。弱冠三十二歳で円覚寺の管長になり、

シカゴの万国宗教会議に出て、初めて西洋の人達に仏教を説き、後にはアメリカ、ヨーロッパを巡錫して禅を説かれました。

その時に通訳として随行したのが鈴木大拙先生でした。

 釈宗演老師のもとには朝野の名士達が参禅に訪れ、円覚寺は関東に於ける禅の一大道場として今日に到りました。

 その円覚寺に伝来する宝物を展示する特別展を、三井記念美術館のご尽力と、読売新聞や鎌倉国宝館のお力をいただいて開催することができました。

厚く感謝致します。

 今回の展覧会では、三井記念美術館の清水真澄館長が特に、円覚寺の開創と華厳禅とのかかわりに注目してくださいました。

実に円覚寺の開山仏光国師の禅は、華厳の教えがもとになっています。今この場で華厳の禅とはどのようなものかを語る時間はございませんが、

私ども円覚寺におります者も、改めて華厳の教えを見直させていただくことができました。

 また、展示の見所と致しましては、円覚寺には開山仏光国師が南宋から持って来られた、青磁器や堆黒堆朱と呼ばれる、

世界にも数が限られているような名品が伝わっています。私どもも普段寺では目にしてきましたが、この三井記念美術館に展示していただくと、

より一層すばらしく拝見することができます。 更に、禅宗においては、仏像も大事に致しますが、

何といいましても仏法を体得して伝えてきた祖師を大事に致します。その祖師のお姿を写した頂相彫刻が数多く伝わっています。 

 とりわけ、今回は建長寺様のご協力をいただき、建長寺の開山大覚禅師蘭渓道隆禅師の頂相彫刻を出展していただきました。

建長寺の大覚禅師と円覚寺の仏光国師とが、並んで鎮座されています。この両祖師が並んだお姿を目にすることは滅多にない機会であります。

私も先ほど拝見させていただき、両祖師の前に立ちますと身の震える感動が致しました。

 その他にも高峰顕日、夢窓疎石など仏光国師法縁のすばらしい祖師像もございます。

どうぞ、このあと皆さまにも円覚寺及びご縁のお寺に伝わる名品の数々をご覧いただきたく願います。

 最後に申しあげたいことは、禅というのは単に今回陳列されているような過去の遺産ではありません。禅の教えは今現在も脈脈と受け継がれ実践されています。

そんな様子は映像でご覧いただくようにしています。

 禅は現在にも息づいて、そしてこれからの世の中においても多くの人の心の支えとなる教えでもあります。

少しでも禅の教えに触れていただく為に、会期中に坐禅会、法話会、講演会、そして僧侶と共に語り合う座談会なども企画しております。

宝物ばかりでなく、現在に生きて、これからの心の支えになる禅の教えにも触れていただいたならば、主催者と致しまして幸甚でございます。】

2019年4月22日

雨安居開講


今日から、円覚寺専門修行道場(僧堂)では、雨安居(4月~7月の集中修行期間)に

入りました。雨安居中は、月に1回、大攝心(1週間の集中坐禅修行期間)があり、大攝心中は、

毎日、横田南嶺老師による禅の語録の講義があります。

 今日は、雨安居の初日ということで、開講(講義の始まり)の日です。

僧堂師家である横田南嶺老師や雲水、居士・禅子が禅堂につめて坐禅修行を行います。

 今春、新到(新入生)8名も加わって二十数名となった雲水。


 雨安居の偈(宗旨をうたった漢詩)を唱える老師。

偈の訓読 

結制萬年選佛場

 結制す、万年の選仏場

安居正續古禪堂

 安居す、正続の古禅堂

寄言二十餘兄弟

 言を寄す、二十余兄弟、、

須發人人自己光

  須く人人自己の光を発すべし

<横田南嶺老師による提唱>

 {開講の偈の意味は、「この万年山の選仏場、即ち修行道場に結制して、正続院の古禅堂に安居します。

二十五名ほどの修行僧に言いたい、どうか各人それぞれ自分自身の光を発揮して欲しい」というところであります。

 今年は、この万年山正続院に僧堂を開単された、大用国師誠拙周樗禅師の二百年の遠諱に当たって、

様々な行事が続いてきました。三月には関東叢林の皆さまにお越しいただいて、報恩の大摂心を修めました。

それから四月に入って、大遠諱の法要を勤め、引き続いて千二百名ほどの戒徒に戒を授ける大授戒会を行いました。

その間、特に僧堂の皆には連日本山の荷担で慌ただしく働いてもらいました。

おかげで、大用国師誠拙周樗禅師の報恩の誠を尽くすことができたと思っています。

 それらが一段落して、ようやくこれから本分の修行に取り組むことができます。雨安居開講です。

 今制は、再び原点に帰って臨済録を拝読します。臨済禅師の教えは何であったのか、

もう一度学び直してみたいと思っています。以前にも講じたことはありますが、

その後に更にこちらも新たなことも学んできましたので、気持ちを一新して拝読してまいります。}

2019年4月19日

4月20,21日 どなたでも参加できる円覚寺の坐禅会

さて、4月20、21日の円覚寺でどなたでもご自由に参加ができる行事の紹介です。

4月20日(土)は、

●13:10~14:20 土曜坐禅会 初心者の部 @居士林

 初心者を対象とした坐禅会です。初めに、呼吸や体に意識を向けるなど

準備体操にあたる瞑想をして、心を落ち着けます。それから、体の動きを止めて

静かに15分間くらいの坐禅をします。最後に5分で質疑応答という流れとなっています。

●14:40~15:40 土曜坐禅会 経験者の部 場所:居士林

20分の坐禅を2回と最後に15分、般若心経、延命十句観音経などのお経を読みます。

(経験者の部では、足の組み方などの説明は、ございません。初めて坐禅をされる方は

なるべく、初心者の部に参加して初歩的なことを体験してくださいますように。)

<土曜坐禅会が行われる居士林堂内>

 4月21日(日)

●8:05~9:50 日曜坐禅会 @大方丈 

8:05~8:20 坐禅

8:30~9:30 横田南嶺老師による「盤珪禅師語録」という禅の語録の提唱

9:30~9:50 坐禅

という内容です。初心者の方には、8:10~20の間で、足の組み方などを説明しますので、

 必ず、時間までにお越しください。

 皆様のご参加を心よりお待ちしております。

2019年4月14日

4月 横田南嶺管長 日曜説教会の映像

 今日、円覚寺・大方丈にて行われた横田南嶺管長による日曜説教会の映像です。

横田南嶺管長が華厳の教えに至るまでの仏教の教えをわかりやすく説明をされています。

 円覚寺は、本尊・宝冠釈迦如来(盧舎那仏)が代表するように華厳の教えのもとに

創建されました。その華厳の理念を力強く提唱をされています。

皆さま、ぜひ、ご覧ください。

2019年4月13日

大用国師誠拙禅師200年遠諱法要 半斎


 一昨日、4月11日に円覚寺では、大用国師誠拙禅師200年遠諱法要 半斎が

行われました。

 大用国師は、江戸時代後期に円覚寺を中興されたお方です。


大用国師に縁のある、京都などの各本山の管長猊下をはじめ、

和尚などが大勢集まり、盛大に儀式が営まれました。


 大用国師誠拙禅師200年遠諱事業は、まだ、続き、4月15日からは、授戒会が始まり、

さらに、4月20日からは、日本橋にある三井記念美術館にて「円覚寺の至宝」展が開始されます。

2019年4月12日

4月13,14日 どなたでも参加できる円覚寺の坐禅会

さて、今週末(4月13、14日)の円覚寺でどなたでも参加ができる行事の紹介です。

4月13日(土)は、

●13:10~14:20 土曜坐禅会 初心者の部 @居士林

 初心者を対象とした坐禅会です。初めに、呼吸や体に意識を向けるなど

準備体操にあたる瞑想をして、心を落ち着けます。それから、体の動きを止めて

静かに15分間くらいの坐禅をします。最後に5分で質疑応答という流れとなっています。

●14:40~15:40 土曜坐禅会 経験者の部 場所:居士林

20分の坐禅を2回と最後に15分、般若心経、延命十句観音経などのお経を読みます。

(経験者の部では、足の組み方などの説明は、ございません。初めて坐禅をされる方は

なるべく、初心者の部に参加して初歩的なことを体験してくださいますように。)

<土曜坐禅会が行われる居士林堂内>

4月14日(日)は、 

●9:00~11:00 日曜説教坐禅会(横田南嶺老師による法話と坐禅) @大方丈

毎回500人近い、老若男女が集うお説教と坐禅会です。初めての方も多く参加されています。

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ー日曜説教坐禅会が行われる大方丈ー

 皆様のご来山を心よりお待ちしております。

2019年4月10日

大用国師誠拙禅師200年遠諱法要 宿忌


 今日、円覚寺仏殿では、午後4時から、大用国師誠拙禅師200年遠諱法要宿忌が

行われました。

大用国師誠拙禅師は、江戸時代後期に円覚寺を中興されたお方で、

今年は、国師がお亡くなりになって200年の記念の年に当たります。

 円覚寺では、法要、授戒会、展示会など多数の遠諱記念事業を行っています。

お供えする茶湯器を薫じる横田南嶺管長。


 五侍者。

宿忌には、円覚寺派などの和尚様が参列されました。

2019年4月9日

5月30日 夜の初心者向け坐禅会@居士林 参加者募集中


居士林(円覚寺の在家修行道場)山門
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居士林堂内

 最近、世間では、仏教瞑想に対する注目の高まりか、居士林で毎週土曜日に開催

されている土曜坐禅会・初心者の部(13:20~14:20)には、大勢の

方々が参加をしている現状があります。

 そこで、居士林では、夜間の初心者向けの坐禅会を設けました。

 この坐禅体験会は、2時間というゆったりとしたプログラムで、身体をほぐす体操、

呼吸への意識の向け方、足を組んで坐禅をし、最後に参加者の方に自己紹介と質問と

いった内容の懇談会となっています。

(また、椅子での参加も可能です。)

日時: 5月30日(木) 19:00~21:00

    月に一度以上の割合で開催する予定です。

    今後のスケジュールについては、当「居士林だより」にてお知らせします。

場所: 居士林 

定員: 20名

申込み:engakuji.kojirin@gmail.com  宛てに 件名「◯月◯日の夜の初心者向け坐禅会希望」にて

    ①氏名 ②住所 ③電話番号 ④年齢 ⑤職業 ⑥坐禅歴 ⑦参加動機 を記入して

    お送りください。

参加費: 大人 1000円 学生・子供 500円

  * 皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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